ミニマリストになって変わったこと
ミニマリスト生活を1年以上続けているとそれなりの変化を実感できます。
それは考え方だったりライフスタイルだったりと多岐に渡ります。
結果的に良かったのかと聞かれるとYESです。
わたし自身がそもそもミニマリストになったきっかけは、本当に好きなことがわからなくて悩んでいたことにあります。
周りを見渡すと各々が好きなことに夢中なのに自分には何も無い虚しさを痛感しました。(⇦年齢はそこそこなのに)
そこでこれまでの人生を振り返ってみると、その時々の流行であったり感情に流されて自分の軸が定まっていないことに気付きました。
その理由を探ってみると、どうにも好奇心は旺盛らしい。それが仇となってか?何事も長続きしない・・・
このままじゃいけないと思っていた矢先にふと目にしたのがミニマリストの人達でした。
何も無い部屋で満足そうに暮らす彼らを見ていると、そこには何かヒントがあるのかもしれないと直感で感じました。
気付いた時には無意識に物を捨て始め、日頃のノイズを一切遮断した暮らしに憧れを抱くようになりました。
物を減らしたことで自然と気付いたことがあります。
それは自分にとって必要な物がそれほど無かったということです。
今の世の中は物で溢れかえっています。情報過多が原因となって、どれも自分に必要だと錯覚に陥っているのだと思います。
周りについて行かないと、どこか取り残されている感じが否めません。
そのような感情に陥るのは教育にも問題があるのではないかと感じました。何事も数字で競わせて安心感を植え付けさせられるような経験は誰もが辿ってきた道だと思います。
しかし本来のありかたは個性を伸ばすことではないでしょうか。周りとの比較ばかりしていては自分の存在意義を見失う恐れがあります。
そうならないためにも物を減らすことで、自分を見つめ直すきっかけにもなるのだと思います。
もちろん周囲とのネットワークを築くことも大事です。しかし誰かの真似事ではなく、自分なりのオリジナリティを作ることが最も重要ではないでしょうか。
ミニマリストの暮らしをする中で自分のアイデンティティを見つめ直すきっかけになったのは大きな収穫だと思います。
決して揺らぐことのない信念をもう一度取り戻すためにもぜひおすすめです。
あまり難しく考えなくても物を減らすだけで気付けることも多くありました。
わたし自身はまだまだ修行中ですが、結果として良かったと思っています。そしてこれからも続けるつもりです。
誰に何と言われようと自分の夢や希望を追い求めるために日々実践していこうと考えています。
だからといって周りに押し付けるつもりもありません。近頃は多少変人扱いされることもありますが満足しています。
むしろ不要な物を手放してスッキリしています。余計な出費も減り、生活の質も向上しました。
この暮らしを活かしてもっと人生を豊かにしていくことが今の目標かもしれません。
またまだ至らない点もありますが、もっと多くの知識を吸収してより充実した暮らしを目指していこうと思います。
それではまた!