【経験談】現状維持から逃れる方法
自己啓発書やビジネス書を読んでいるとよく目にするのが『現状維持バイアス』です。
現状維持バイアスとは、変化よりも現状を維持することを望む心理作用のことです。 変化することで利益を得られる可能性があるのに、変化を恐れて行動を起こすことができないのは、現状維持バイアスが働いているためです。
多くの人が現状を打開しようと思いつつも、なかなか前に踏み出せません。わたしもその1人です。
それでもいつか決断しなくてはいけない日が必ずやって来ます。それをいつに設定するのか?
間違いなく今この瞬間です。時間は刻一刻と過ぎていきます。重い腰を上げるには今できることを全力で取り組むしかないのです。
そのためにわたし自身が実践していることも含めて、打開策を紹介したいと思います。
習慣
一番身近で手っ取り早いのが習慣を見直すことです。それは頭の中だけで考えることが出来れば苦労はしません。しかし行動に移すことが出来ない場合も考えられます。
そこでおすすめなのが、毎日のスケジュールを紙に書き出すことです。自分ではわかっているつもりでも、なかなか気付かないこともあるはずです。視覚に訴えかけることで必ず見直すポイントは明確になると思います。
ちなみにわたしが見直した習慣は・・・
- 早寝早起きを心がける(休日も)
- 通勤経路を変える
- 甘いもの、油っこいものを控える
- 読書や動画でインプット
- ブログでアウトプット
これらの習慣を数ヶ月実践しています。少しの変化であらうと、継続することで必ず身を結ぶと信じて毎日励んでいます。
変化を恐れるなら、まずは身近なところから見直してみてはいかがでしょうか。
お金
お金は有限であるので使い方を誤ってしまうと今後の人生も左右されます。たとえ小さな出費でも積み重なれば後々苦労することが目に見えています。
ここで気を付けるポイントは短期的な欲求になるべく従わないことです。つまり衝動買いを抑えることです。
例えば
- セールやバーゲンで買わない
- 身の丈以上の物を買わない
- 他人と比較しない
- 毎日頻繁に使う物にお金を使う
- 流行に流されない
もちろん直感に従うことも大事だとは思います。しかし多くの人がすぐに手放したり、使わなかったりと、結局は失敗に終わることが多いと思います。
それも経験と考えれば無駄ではないのかもしれません。しかし現状維持から離れたいのであれば、無駄は徹底的に削るのが妥当だと思います。
そうでないと決断が更に先送りになってしまいます。せっかくのチャンスをお金の問題でみすみす逃してしまってはもったいないです。
お金で解決できない問題もあるのはもちろん承知です。しかし多くのことがお金で解決できるのも事実ではあります。
可能性を少しでも増やしたければ、無駄な出費は抑えて自分に価値のあるお金の使い方を心がけるべきです。
物
わたしが実践しているミニマリストの暮らしはとても理に適っています。
物を減らすことで、今まで管理に追われていた時間を自分のために有効活用できるのです。
限りある時間は資産より価値があると思います。自分自身と本気で向き合うためには時間が鍵となります。
何事も最低限、つまりはミニマルに徹することで心にも余裕が生まれ、今まで気付きもしなかった自分の一面を垣間見るきっかけにもなります。
物を減らしたからといって人生が劇的に変わるとは言い切れません。しかし一度は試す価値はあると断言できます。
なぜならそれすらも現状維持から逃れるチャンスだからです。いつもとは違う暮らし、いつもとは違う日常は必ず変化となって結果を呼び寄せるのです。
人間関係
弱い人間関係ほど大事にするべきだと最近気付かされました。
わたしは以前から古い付き合いを優先していました。学生時代の仲間であったり、家族を大事にすることだけに執着していました。
しかしそれでは何の変化も起こりません。話す内容はいつも同じ、遊び方も毎回変わらない。このようなことでは現状どころか一生同じことの繰り返しです。もちろん心地よく、安心感もあります。
しかし現状を少しでも変えたければ、新しいコミュニティを作るしかありません。職場の付き合いだったり、SNSの知り合いなど、新しい価値感に触れることが重要です。
そこには多くの学びがあると思います。また、新しいチャンスに出会えるかもしれません。古い友人が年々減っていくのは、そのような弱いつながりを各々が大事にした結果だと思います。
年齢や立場は関係なく、新しい環境に身を投じてこそ現状を打開する手段になるのです。
まとめ
毎日同じことの繰り返しに安心感を抱きつつ、心の中で何か不満を抱えている人は多いのではないでしょうか。
しかし何事も行動に移さなければ変化は起こりません。どんなに小さなことでも変えてみる努力が必要だと思います。
人生は長いようで短いものです。今後高齢化が進めば、必ず身動きが取りづらくなるでしょう。そうなる前に少しでも前進できれば周りとの差を作れると思います。
このブログを読み終わったら、何から始めても構わないので変化を取り入れてみましょう。必ず結果となってあなたの人生に影響を与えるはずです。
ちなみにこちらの本「チーズはどこへ消えた?」は、現状維持から抜け出したい時におすすめの1冊です。行動しないことがどれだけ後悔に値するのかを教えてくれます。何度も読み返すことできっと背中を押してくれると思いますよ。
- 作者: スペンサージョンソン,Spencer Johnson,門田美鈴
- 出版社/メーカー: 扶桑社
- 発売日: 2000/11/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 11人 クリック: 153回
- この商品を含むブログ (235件) を見る