キャッシュレス決済の落とし穴

2019年10月に予定されている消費税の増税にともなって、キャッシュレスの波が押し寄せていますね。

現金を持たずに支払いができる利便性はいいことばかりのように感じられます。しかし一歩間違えば落とし穴が待ち受けていると思います。

そこで今回はキャッシュレスの気を付けるポイントをわたしなりの考えでお伝えしたいと思います。

お店選び

近頃はミニマリストの間でも財布を持たない生活が浸透しているようです。つまりスマホ決済で支払いを済ませるというものです。

確かに財布を持つ手間が省けるし、荷物も減らせるのでいいことしかないように思えます。

しかしお金を持ち歩かないということは、スマホ決済の対応しているお店でしか買い物が出来ないことになります。それではお店選びにも手間がかかります。

まだまだ商店街や公共施設など、対応の遅れが心配されているようなので、この点も踏まえて検討が必要だと思います。

金銭感覚のマヒ

支払いをキャッシュレス化することで失うことへの抵抗感が減ります。つまり金銭感覚がマヒしてしまう恐れがあります。

現金払いだと、使った分だけお金は減ってしまいます。その度に銀行へお金をおろしに行かなくてはいけません。

しかしお金が減ることを身をもって実感できるので、使いすぎた時には罪悪感が生まれます。

キャッシュレスだとこの罪悪感が無くなる恐れがあるのです。みなさんはクレジットカードやローンの支払いでも似たような感覚におちいった経験はあると思います。

やはりお金の存在を肌で感じることが必要かと思います。もちろんしっかりと家計を管理できる人なら問題ないです。

しかしついつい余計なモノまで買ってしまうクセがある人は気を付けましょう。

ポイントの罠

近頃はポイント還元をうたい文句にしているアプリがよく話題になっていますね。

ついついポイントの罠にハマって買い物をしている人たちがニュースで報道されるたびに、支払いは大丈夫なのかと気になります。

確かにポイントそのものはお得だと思います。だからといって無駄遣いをしていると、後で苦労することになります。

キャンペーン期間だからといってその場しのぎで買い物を続けていると、利用残高が膨らんでしまう一方です。

まずは本当に必要なモノを必要な分だけそろえるのが合理的だと思います。周りの情報に流されないのも大事です。

不正利用

キャッシュレス決済は近年のハイテク技術が生んだすばらしい発明だと思います。しかしそれを付け狙う犯罪も増えています。

わたしもつい最近見知らぬところからメールが届き、危うくフィッシング詐欺の被害にあうところでした。

犯罪も多様化している以上、自分の身は自分で守らなければいけません。もしもの時の備えが必要だということです。

利用する際にはもっと慎重になるべきだと思います。ことが起きてからでは遅いからです。 

まとめ

どんなに現金主義をつらぬいても時代の波には適いません。近い将来はキャッシュレスが主流になるのかと思います。

しかし便利な世の中だからこそ、不便な部分に注目してみることが重要ではないでしょか。

お得な情報をゲットしても、まずは一呼吸置いて自分と向き合う時間を作りましょう。

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