地方暮らしのミニマリストが中古車でも10年以上乗れている話。費用対効果を意識した生活。
こんにちは、ハルキです。
私の愛車は年式が10年以上前の中古車です。購入した当時ですら2万キロ以上の走行距離でした。
雪国に住んでいるので、どうしてもサビが酷く、来年には買い換えを検討しています。しかし、中古車なのによくここまで乗れているなと我ながら感心しています。
確かに新車を買えば、当たりはずれもなく安心して乗れるとは思います。しかし、無理なローンを強いられたり、場合によっては事故や災害などで廃車になってしまう恐れもあります。
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これは人それぞれの価値観によるので、何が正解なのかは断言できません。車に乗っている以上、リスクは付き物なので、新車であろうと中古車であろうと同じことです。
しかし、出費を少しでも抑えたいのであれば、断然中古車をおすすめできます。もちろん修復歴があったり、走行距離が多いようではコスパが良いとはいえません。
そもそも新車にこだわる人の理由とはどういったものなのでしょうか?
見栄を張るため?
安心感を得るため?
車好きだから?
理由はどうであれ決して安い買物ではありません。
私がミニマリストを目指すようになってから、1番気にかけるようになったのが費用対効果です。払った金額に対してどれだけのリターンを得られるのか。
例えば300万円の車を購入したとして
搭乗定員数は適正か?
排気量は妥当か?
室内の広さは必要充分か?
といった疑問に直面します。
独身なのに搭乗定員数の多い車を買ってみたり、街乗りがメインなのに、排気量の大きな車種を選んでしまうと決して妥当な買い物とはいえません。例え本人が満足していたとしても、余程の高所得者でなければ費用対効果は期待できません。
そもそも移動手段にそこまでの価値を置く必要があるのでしょうか?
道路の法定速度を守る以上、どんな車に乗ったとしても時間は変わりません。極端にいってしまえば、海外のアウトバーン(速度無制限道路)でもない限り、時間の差は微々たるものです。それを否定するような人は、法定速度を守っているのかすら疑問に思います。
それは家も同じです。
豪邸に住もうがワンルームの格安物件に住もうが、1日3食べて眠ることには何も変わりません。もちろん環境の違いによるストレスの差は否定できないにしても、現状に満足できればどこに住もうと一緒です。
話は少々脱線しましたが、単純に移動手段として考えるのか、見栄を張って周りの目を引き付けるためなのかを十分に理解する必要があります。
つまり、自分の置かれている立場と身の丈を知ることが大事で、周りにどう思われようが関係ありません。
何年もローンのために嫌な仕事を続けて身体を壊すようでは意味がありません。精神的にも肉体的にも自分に負荷がかからない範囲のものを選ぶ必要があります。
私のように地方に住んでいる人にとって車は必需品です。しかし、それ以外にも楽しみは必ずあるはずです。
何かを犠牲にしてまで得られるものなど何もありません。どれもがバランスよく均等に保たれているほうがきっと幸せになれるはずです。
中古車であろうとそれが自分の身の丈に合っているのであれば、迷う必要はないと思います。その分浮いたお金で他のことにも集中できます。
ちなみに私が中古車に求める条件は
- ディーラー系の中古車であること(アフターサービスが整っている)
- 年式がそこまで古くないもの
- 走行距離が短め
- 修復歴無し
このような基準を設けても程度の良い車は多くあります。中には車検の度に買い換える人もいますが、私はできる限り乗りつぶしたいので、このような条件でいつも探しています。
正直乗り方にもよるので一概に正しい判断なのかは不透明です。しかし、私の価値観では単なる移動手段しての位置づけなので特にこだわりはありません。
車を手放せるような環境に住むことにも憧れますが、無理のない範囲で今の生活を維持していくつもりです。ミニマルな暮らしを続けるためにも、収入と支出のバランスをよく考えて今後も生活していきたいと思います。
それではまた!