私が紙の本にこだわる4つの理由【利便性より大事なこと】
こんにちは、ハルキです。
読書を趣味にしている人にとってはいつも付きまとう、紙派か電子派か?といった論争があります。
インターネットが欠かせない今の世の中では、明らかに電子書籍に分があることは否定できません。持ち物も減らせ、買い物に行く手間も無くせるなら理にかなっています。
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私も電子書籍が出始めた当初は飛びつくように乗り換えました。しかし、今では紙の本しか購入していません。
確かにデメリットは承知の上ですが、これは好みの問題なので仕方ありません。ミニマリストをうたっておきながら、あえて紙の本、つまり物にこだわる理由を紹介してみようと思います。
集中力が持続する
紙をめくっている方が本を読んでいる感覚を実感できます。電子書籍では、ネットの記事を読んでいるのと同じ感覚におちいってしまいます。
つまり、1文字1文字を丁寧に読み進めるといった集中力が長続きしません。時には脱線して他のアプリを起動してしまうこともあります。
1冊の本に本気で向き合う姿勢は、紙でしか味わえないように感じています。子供の頃からネットの記事に慣れ親しんでいれば違っていたのかもしれません。
ページ数を実感しやすい
本のボリュームは、実際に手に取ってみないとわからない部分もあります。ページ数を見れば把握できるにしても、初見の本であれば、尚更に実感しにくいように感じられます。
紙の本だと重みや厚みなど、感覚的に把握しやすいので目安も測れます。なにより1冊読み終えた時の達成感が違います。
書店巡りが楽しい
近頃は紙媒体が売れないために、閉店を余儀なくされた店舗も数多く存在します。その結果、大型書店の存在が目立つようになりました。
大型書店は品揃えも充実していることから、店内を見て歩くだけでもワクワクします。自分の興味ある分野を確認するのにも役立ちます。
私は週末になると必ず書店に足を運んでは、多くの知識を吸収しようと物色しています。
売ってお金になる
電子書籍はデータとして蓄積される一方ですが、紙の本は不要になると売ってお金に変えることが可能です。
そこで得たお金を次の本に充てることもできます。メルカリ等のフリマアプリを利用すると古本屋より高く売れる場合もあるのでおすすめです。
何度も読み返したくなる本に毎回出会えるとは限りません。売って他の人の役に立てる方が、本のためにも好都合だと思っています。
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まとめ
結論としては、好みの問題なのでどちらを優先するかは人それぞれだと思っています。遅かれ早かれデジタル化の波には逆らえません。
時代の流れに順応するためにも、雑誌などの写真の多い本から電子化していこうとは考えています。何事も慣れが必要なので、電子書籍だろうと読み続ければ、当たり前になるのかもしれません。
しかし、紙でしか味わえないアナログ的な感覚も、まだまだ大事にしていきたいと考えています。利便性を追及するあまり、見過ごしてしまう点も否定はできません。
紙媒体の存在が取り沙汰される中、いかにして物と付き合っていくのかを改めて考えさせられる機会となりました。
それではまた!