ポイントの魔力
今年は消費税が10%に値上がりするということでキャッシュレスの波が押し寄せていますね。各社ポイント還元のキャンペーンを打ち出して顧客の争奪戦を繰り広げています。
そもそもポイントがゲットできるからといって無駄にあれこれ買う必要があるのでしょうか。もっと冷静に考えてみましょう。
支払いの分散化は必要か?
支払い方法は様々で現金であろうとキャッシュレスであろうと「支払う」という行為に違いはありません。
但しポイントが貰えるというところで得をした気分に陥る恐れがあります。ポイントは貰えてもその分出費をしているのが事実です。
現金であろうとなかろうと無駄遣いをしては何も変わりません。
本当に必要な物を買っているのか
よく陥りがちなのがキャンペーンだから急いで買うという行為です。それが長い間悩み続けてどうしても必要な物であるのなら良いと思います。
それなのにその時の気分で衝動買いしても失敗する可能性は高いだけです。ポイント全額返金でも無い限り損は免れません。
まず本当に必要かどうかを一呼吸置いて考える癖を身に付けましょう。
増税前の駆け込み需要
どうしても増税後だと損をする気分になるのはわかります。メディアを見ていても増税前を謳った広告をよく目にします。
金額が高額になればなるほど損をしがちだと考える心理は仕方のないことだと思います。けれど不必要な物まで余計に買ってしまってはどの道損をするのは必至です。
買い物をする際は自分のタイミングで物事を判断するように心掛けましょう。
まとめ
わたしもポイントに釣られて何度も無駄遣いをしてきました。そこで得た結論は支払いをなるべく分散化しないことです。
近頃は現金主義に戻りつつあります。お金に触れることで価値そのものを身近に感じ取ることができます。もちろん減る恐ろしさも実感できます。
ポイントで得した気分になるのはわかります。しかし本当にそれだけで欲を満たせるのかを考えてみてください。物欲だけが心の励みになるとは限りません。