【経験談】ミニマルな暮らしを続けるこつ
ミニマリストとはいえ人間である以上、時には物欲を感じたり衝動に駆られることもあります。
それは物に限らず食事であったり遊びであったりと多種多様です。
無駄を出来る限り取り除くことができれば、自分に対して有益な時間を得ることが出来ます。
それでは如何にしてそれらの欲を取り除けばいいのかを私の経験を踏まえて紹介しようと思います。
情報の取捨選択
我々の生活は目まぐるしい情報に支配されています。
インターネットやテレビを見るだけでそれが自分の価値観にマッチしているかのような錯覚に陥ってしまいます。
そうならないように心掛けるにはスマホやパソコンなどの情報デバイスを出来る限り触らないようにすることがベストです。
しかし今の世の中それが当たり前のようになっている風潮を感じられます。何かしらの待ち時間や隙間時間には体の一部かのようにスマホを触っています。
それでは以前の暮らしを思い出してみましょう。
時間を知る際は腕時計を確認していました。またニュースを見るときは新聞かテレビの情報しかありませんでした。
それが今ではあらゆることが1つの端末で完結できてしまいます。私はそれがいけないんだと最近気付きはじめました。
一見ミニマルではありませんが腕時計をはめてみたり、雑誌や新聞などの紙媒体を読んでみるのはいかがでしょうか。
あえて機能を分散することでスマホやパソコンへの執着を減らしてみる作戦です。実際に私も読書を始めるようになってからインターネットを見る時間が減りました。
情報に左右されない暮らしをすることで、自分の価値観を見極めることができるようになると思います。
結果を意識する
皆さんは買って後悔した経験はいくらでもあると思います。
その原因は人それぞれですが大体がその場の衝動に駆られることが原因です。
それではそうならないためにどうすればいいのか?それは一歩引いて考えることが重要だと思います。
例えば店頭で気になる商品を見つけたら一旦そこから離れて別のところに意識を向けてください。
そして買った後のことを妄想してみることをおすすめします。確かにそこには物を買ったことでの優越感や満足感で満たされている自分を想像できると思います。
しかしそれが長続きするのかと尋ねられると疑わしい部分があると思います。物には流行や劣化があり、なかなかそれを大事にしようと思っても難しい部分もあります。
初めから結果を意識することで後悔の念であったり、それだけでは満足できない感情を知ることができます。
何事も一歩引いて考えてみる癖を付けてみましょう。
合理的に物事を考える
合理的とはつまり論理にかなっており、目的にあっていて無駄のないさまということです。
ミニマリストが目指す到達点というべきでしょうか。
だからといってあらゆる無駄を否定するつもりはありません。しかしある程度の無駄を削ぎ落すことで時間やお金を得られると思います。
何事も合理性ばかりを追求しては面白みのない人生かと思われがちですが、私個人の経験としてはそこまで悪くはないと言えます。
むしろこれまでの後悔さえ感じられます。自分の行動にどれだけ無駄が多かったのかを知るきっかけにもなりました。
Simple is Best!
なんて言葉をよく耳にするのはつまりは合理性を追求することのメリットを表しているのだと思います。
合理的に物事を考えられるようになれば、ミニマルな暮らしも一層豊かになるのではないでしょうか。
まとめ
ミニマルな暮らしが正解だとは言いません。
ただ長い人生の中で一度でも経験することで、今までになかった自分を再発見するきっかけにはなるかもしれません。
物を減らすことへの抵抗感を感じられるようであれば、考え方だけでもシンプルにしてみたり、いつもとは違ったデザインの服を着てみるなどの変化を作ってみてはいかがでしょうか。
普段とは異なる思考を持つことで必ず新たな一面が見えてくると思います。
ミニマリストだからこうあるべき!
などと偏った解釈を生まないためにも、自分に合った方法でミニマルな暮らしを模索してみてはいかがでしょうか。