隠れミニマリストのススメ【身近な人達との距離感を保つ方法】
こんにちは、ハルキです。
私は自分がミニマリストであることを周りには報告していません。それにはいくつかの理由があります。
そもそも自慢したところで何の意味も持たないと思っています。人それぞれ考えが違うわけですし、押し付けがましいと思われても仕方ありません。
もちろんミニマリズムのメリットはいうまでもありません。しかし、それをわざわざ身近な人達におすすめしても、得るものは無いと考えています。
物の数で競うものではない
物が多かれ少なかれ、それを誰かと競っても意味がありません。何事も自己満足の範ちゅうなので、各々が満足できればそれで十分です。
自分の生活スタイルをおすすめしたところで、なかなか受け入れてもらえるものではありません。それが身近な人なら尚更だと思っています。
認知度が低い
これは私の周りに限った話なのかもしれませんが、ミニマリストの話題がいまいち浸透していないように感じています。
もちろん存在は知っていても、それを具体的に話せる人はいない印象です。私自身がミニマリストに興味があることから、当たり前のようになってはいますが、世間一般の解釈ではまだまだ認知度が低いようです。
価値観の違い
どんなに仲のいい友人や知人であろうと、他人である以上は価値観が違います。わざわざ話題にあげたところで共感を得られたとしても本心ではわかりません。
「みんなちがって、みんないい」という金子みすゞさんの詩の一節にもあるように、各々が違った価値観を持っているからこそ、世の中がうまく成り立っています。
自分は自分であって、無理に共感を得ようとする行いは、ミニマリストであろうとなかろうと間違った判断だと思います。
ミニマリストが正解ではない
誰もが自分のことを正当化したい気持ちはわかります。しかし、物が少ないシンプルな暮らしが必ずしも正解とは限りません。
結局は行動して結果を出すことが1番なので、ミニマリズムはその過程でしかありません。それをわざわざ自慢したところで、大事なのは今あるこの瞬間です。
プレッシャーを感じる
自分がミニマリストであることを公言してしまうと、日頃の振る舞いに制限をかけてしまいそうな気がします。
特に身近な人達に知れ渡っては、自分に余計なプレッシャーを与えてストレスの原因になりかねません。無駄にカテゴライズせずとも少々心がける程度で十分だと思っています。
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まとめ
もちろん心の底から共感してもらえる仲間がいるのであれば否定はしません。しかし、無理に話題の中心にあげようとすることだけは控えたほうがいいと思います。
ミニマリストがこの先も増え続けるのかは不透明なので、ほんの些細なことだと肝に命じて、あまり自分に対して厳しくならないように心がける必要があります。
無理にカテゴリー分けしなくても、手段は他にも数多くあります。物を減らすだけでは何も変わりません。
ミニマリズムは自分の内に留めておく程度がちょうどよく、共感を得たいなら身近なところではなく、インターネットで情報発信するのが一番だと感じました。
それではまた!