【自論】欲しい物があったらとことん迷うべし
誰にでも発作のように物欲が湧き上がることがあると思います。
以前の私もそのような発作に負けて、すぐに何でも買ってしまう癖がありました。
今でこそミニマルな思考のおかげで、必要以上な物には関心が湧かないマインドが作られたわけですが。
人間ですから時と場所によっては危険なこともあります。そんな時に踏み止まれる意志の力をどのように形成すればいいのかを、私の経験を踏まえて提案したいと思います。
まずは一呼吸おく
一度欲しいと思えるマインドが湧き上がると、なかなか抑えるのには苦労します。
そんな時に私はそれを視界から外して一呼吸おきます。つまりパソコンやスマホを見ないようにしたり、店頭から離れて別の空間に行くようにします。
どうしても目の前にあると今すぐ必要かのような錯覚に陥ってしまいがちです。そうならないためにも一呼吸おくことがまずは求められます。
手に入れたところをイメージする
頭の中でそれを手に入れたかのようにイメージすることも必要です。そこで得られる満足感であったり優越感に浸るわけです。
私自身はこの方法で大体は踏み止まることができます。なぜかというと結局は一人で喜んでいるところをイメージしても孤独感しか生まれないからです。
価値観は人それぞれだし、よっぽどの大金持ちでもない限り羨ましがられることはありません。そもそも他人と比較すること自体間違っていると思います。
迷っている時間を楽しむ
旅行は実際に行くよりも準備するまでの時間が楽しかったりしませんか?実際に何か楽しいことが始まると、終わりを意識して憂鬱になることもあります。
つまり手に入れた喜びはそう長くは続かないわけです。物には流行であったり劣化が必ず付いて回ります。
迷う行為には何のリスクもありません。それに多くの時間を費やしても、買わないという結果であったり、新しい選択肢などという可能性が生まれるわけです。
迷う時間を楽しめたらワクワクでもっと良い物に出会えるチャンスかもしれません。即断即決は控えて選択の幅を広げてみましょう。
まとめ
私は周りの人にいつも迷いすぎだと野次られます。しかし選びに選び抜いてこそ後悔も少ない気がします。
私はミニマリストになって多くの物を手放してきましたが、それらのほとんどが何の考えもなしに買ったものばかりでした。
例えば100均の物であったり、セールで買った服などです。どれもその場の思いつきで買ったものばかりです。
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多くの失敗を重ねてから初めて自分の愚かさに気付くことができました。確かに経験も必要ですが今は情報がある以上、失敗を減らすリスクは抑えられるかと思います。
迷うことは決して悪いことではありません。そうやって直感力であったり目利きの良さが磨かれるんだと思います。
なるべく失敗を重ねないためにも、とことん迷って自分の満足できるときめく物に出会えるといいですね。