【小さな一歩から】行動力を身に付けるために今できること
こんにちは、ハルキです。
「行動力」とは誰もが欲しい能力であってもなかなか身に付けるのが困難なものです。
それをいとも簡単に成し遂げられる人達がいます。その違いはいったいどこにあるのでしょうか?
そもそも行動力の低い人の共通点には考え過ぎる性格にあると思います。どんなに悩み抜いた決断であっても大した結果を出せない場合がほとんどです。
多くの時間をかけたところで、先に行動へ移した人のほうが成功に近付ける確率は高いと考えられます。つまり先手必勝で、失敗を恐れない強いメンタルが必要だということです。
必ずしもそうだとは限りませんが、私の周りいる行動力のある人達は、何かと楽観的で当たって砕けろの精神を持ち合わせているように感じます。
相談に乗ってもらったこともありますが、行動力のある人達は口を揃えて「迷っている時間がもったいない」と連呼します。
それを言われる度に胸に突き刺さる思いをしますが、まったく否定もできません。
そもそも生まれ育った環境にも起因するところがあるにしても、彼らとの違いは微々たるものではないでしょうか?
多かれ少なかれ失敗は繰り返すものであって、それは進学であろと転職であろうと同じことです。
動いた数だけ経験につながる以上、何もしないでただ黙っているだけでは何も始まりません。
こんな当たり前のことがわかっていながらも、一歩踏み出せないのは目的となるものが明確ではないのが原因にあると思います。
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最近とある行動力の塊のような知人と話した時に感じたことは、立場や経験は一切気にせずに、やりたいことをがむしゃらに模索している印象でした。
彼の話だとやりたいことが多過ぎて追い付かないとさえ言っていました。なんとも羨ましい限りです。
そのとき1つアドバイスを受けたのは、「動きたくなければ動かなくていい、けれど時間は過ぎ去るだけ」といったものでした。
確かにその通りで、迷うのは自由だけど時間は待ってくれません。
もっと時間に対して意識を持つことで少しは行動力につながるのではないでしょうか。
何もしない1日があっという間に終わってしまうように、人の一生もあっという間に終わってしまいます。
世の中の自己啓発本などを読んでいると、「思考は現実になる」とのセリフをよく見かけますが、それも思い描くだけでは何も叶いません。
運良く叶ったとしてもそれは稀なケースです。ほとんどが何かしらの行動を伴って成功に至っています。
例えば目標を紙に書き出すだけでも行動には変わりないので、小さなことからコツコツと始めてみるのはいかがでしょうか。小さな一歩でも無駄なことは一切無いと思います。
そもそも行動力のある人達とは脳の作りや境遇が違う以上、真似たところで同じような人生を歩むのは困難です。
それなら自分なりに模索して、誰かと比較はせずに身の丈に合った行動力で動いてみるのをおすすめします。
もちろん思い切った行動が一番だとはいえますが、失敗に対しての免疫が備わっていない以上、必ず壁にぶち当たります。
それを良しとするなら結構ですが、精神病などを患ってしまってはもってのほかなので、自分のペースで前に進むことがベストではないでしょうか。
しかしどんな状況下であっても、時間は有限であって無限ではないことだけは肝に命じてほしいと思います。
ただ考えるだけではなく、ある程度の期限を決めて決断するようにしてみましょう。どんな結果であってもそれが必ずしも正しいとは限りません。
それなら多くの経験を積んで、その中からチョイスしてみるのが一番ベストかと思います。心ではわかっていてもなかなか動き出せないなら、周りに相談するなり、自分にご褒美を与えるなど、試行錯誤するだけでも行動とは言えます。
進学なり就職なり、はたまた結婚など、人生を左右する時にこそ、行動から得られるリターンをイメージしてみることをおすすめします。
決して考え過ぎず、悩みが限界に達したら一度離れてみるのも1つの手段です。それでも行動に移せない場合はそれが答えなのかもしれません。
全く違った行動にシフトすることへのお告げだと思って、視野を広げるところからやり直すのも結構だと思います。
ここまで長々と書いてきましが、行動力そのものが正義だとは考え難い反面、行動に移さないと自分が追い込まれる恐れもあります。
その駆け引きは難しいところですが、自分に見合った領域で今できることを模索するところから始めてみてはいかがでしょうか。
人は毎日同じような生活を送っていても、無意識に決断の連続を繰り返していることをお忘れなく!
つまり行動力は少なからずでも備わっているということです。全く布団から起き上がれない人などなかなかいません。
自分に対してもっと寛容で優しく接してあげることが明日への行動につながるのではないでしょうか。
誰かを羨んだり妬んだりしても何も始まらないことだけは肝に命じて下さい。そもそもの境遇が違うのですから。
周りのレベルには決して合わせようとはせず、少しは悔しくても、自分オンリーの精神を育む努力から始めてみましょう。
行動力とは決して簡単に身につくものではないので、ほんの小さな変化を一喜一憂するような軽いのりで結構だと思います。
もっと多くの経験をと力まずに、自分の物差しで測れる範囲のことから始めてみましょう。
それでは!